全社 AI 活用を管理・発展させる「責任者」として必要な
ガバナンス設計・GWS 管理・Google Apps Script の基礎を習得する 4 時間。
「全社員が AI を安全に使える基盤を管理・発展させる責任者」として機能できるようになる。
第1期では全社員が「AI を使える」状態を作りました。第2期は、その基盤を管理・発展させる少数精鋭のコースです。
ガバナンス・ポリシー設計、GWS 管理コンソール操作、GAS でメール自動送信
Claude API の仕組み・料金、GAS から API 呼び出し、メール自動分類エージェント
要件定義ワーク、問い合わせ受付アプリ開発、PDCAサイクル・社内展開計画
AI 管理責任者としての役割を理解し、石垣商店向けの AI 利用ポリシーのひな型を作れるようになる。
GWS の Gemini 有効化・権限設定・APIキー管理など「全員が安全に使える環境」を構築・維持する
AI 利用ポリシーの作成・更新。禁止事項・推奨事項・インシデント対応フローを文書化する
社員の AI 活用レベルを継続的に引き上げる。第1期受講者のフォロー・新入社員の研修設計
石垣商店向けのポリシーひな型です。このまま使うか、社内事情に合わせてカスタマイズしてください。
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| ✅ 推奨される使い方 | メール下書き・文書要約・会議メモ整理・データ分析の補助・アイデア出し |
| ⚠️ 要注意(上長確認) | 顧客名・取引金額を含むプロンプト、社外への提出資料の最終確認 |
| ❌ 禁止事項 | 個人情報(氏名・住所・電話番号)の無断入力、APIキーのハードコーディング・共有、無断の外部サービス契約 |
| 🚨 インシデント対応 | 誤情報を社外に送付した場合 → 即座に管理責任者へ報告 → 相手先へお詫び連絡 → 原因調査・再発防止策 |
| 📊 効果測定 | 月1回:業務時間短縮アンケート、四半期:事例集会(良い活用事例を共有) |
admin.google.com にアクセスすると GWS の全設定を管理できます。
Gemini のグループ別オン/オフ設定・利用レポート確認・2段階認証強制設定を実際の管理コンソールで操作できる。
Business Standard ではグループ(部署)ごとに Gemini の利用を制御できます。
誰がどのアプリをどれくらい使っているかを可視化できます。
2段階認証はアカウント乗っ取りを防ぐ最も効果的な対策です。製造業では取引先情報が狙われます。
「スプレッドシート → GAS → 外部連携」というシステム発展の進化マップの中で GAS の位置を理解し、スクリプトエディタで最初の自動メール送信を実行できる。
なぜ GAS が「中小企業の業務自動化の最適解」なのか?それを理解する一番早い方法は、システム化の進化を6段階で見ることです。
どのフェーズも"フロントエンド × バックエンド × データベース"の3要素で考えると、メリット・限界が見えてきます。
セル = 番地 という、システムの根源的な仕組み。番地を指定して計算した結果が、その場で見える。
プログラムを書かなくても「数式」という型でロジックを表現。IMPORTRANGE・QUERY 等の独自関数で複数シートを横断した処理が可能。
フロントエンド開発は一切なし。見慣れたスプレッドシート画面をそのまま UI として、裏で GAS が処理を回す。ボタンや関数呼び出しでスクリプトを実行。
フロントエンドは Google アプリ(Forms / Gmail / Calendar 等)に代行させる。GAS はトリガーで動く裏方に徹する。Forms の入力 → スプレッドシート蓄積 → GAS で集計・通知。
GAS の HTML Service で独自 Web アプリを開発。公開も URL 一つでいける。最大の魅力は データベースの役割をスプレッドシートが賄えること — DB サーバー構築・運用が不要。
フロント = 専用 SaaS / バックエンド = Cloud Functions / DB = BigQuery など、GAS の限界(実行時間6分制限・同時実行数・大規模データ)を超える場合に外部を組み合わせる。
多くの中小企業の業務自動化は Phase 2〜4 で十分カバーできる。Phase 5 が必要になるのは「実行時間6分超え」「数万件規模のデータ」など限られたケース。
本研修(第2期)では Phase 2〜3 を中心に扱い、Day 3 で Phase 4 まで到達します。
GAS は Google Workspace に組み込まれたプログラミング環境です。追加料金なし・インストール不要。
メールを自動送信・自動ラベル付け・自動返信
データ集計・グラフ更新・他シートへのコピー
毎日・毎週・特定時刻に自動実行。人間が操作しなくてよい
Claude API・Slack・他のサービスと連携できる(Day 2 で実装)
コード全体を理解する必要はありません。この3つだけ知っておけば読めます。
GAS の MailApp を使って実際にメールを送信してみます。
スプレッドシートのデータを読み取り、メールにまとめて自動送信するスクリプトを完成させる。
毎月末に「生産実績シート」のデータを集計して管理者にメール送信するスクリプトです。
環境整備・ルール策定・推進教育。「警察」ではなく「推進者」として機能することが重要。
最初は少ないルールで始め、問題が起きたら追加する。厳しすぎると誰も守らない。
Gemini のグループ別設定・利用ログ確認・2段階認証強制を操作できるようになった。
Phase 0(表計算)→ Phase 4(独自Webアプリ)まで GWS 内で完結。中小企業の業務自動化は Phase 2〜4 で十分カバーできる。
今日作った「月次レポート送信スクリプト」を実際のデータで動かしてみてください。
うまくいかない点があれば Day 2 冒頭でまとめて解決します。
Day 2 では Claude API のキーを取得します。
anthropic.com でアカウントを作っておいてください(無料)。